匠の会瓦版_第07号

電子工場の「匠」 「コーティング・マイスター」

電子製造の瀧本社員は、コーティング・マイスターを目指して日々、自動塗布ロボットやコーテイング剤と挌闘しています。
今回はコーティング作業の目的とその苦労を語ってもらいます。

コーティング作業とは?

電子工場で生産している基板の多くは産業用のものです。

そのため塵埃の多い場所や、高湿度で結露しやすい環境で使われます。どんな環境でも故障しないよう防塵や防湿のため基板の表面にコーティング剤を塗布しています。

コーティング剤は使用する環境に応じて数種類を使い分けています。 自動塗布ロボットによるスプレー方式は、手作業で行う刷毛塗りに比べ、3倍以上の生産性があり、今回はそのスプレー方式について紹介します。

①ベース治具に基板をセットする

①ベース治具に基板をセットする

②シリンダーヘッドがX・Y・Z軸 方向に移動しながら塗布開始

②シリンダーヘッドがX・Y・Z軸 方向に移動しながら塗布開始

③塗布後、紫外線を当て出来栄えの確認

③塗布後、紫外線を当て出来栄えの確認

お客様のニーズに答えるために!

最近、“ペルガンZ”と言う初めて使用するコーティング剤の塗布依頼がありました。ペルガンZはシリコン系の防湿剤のため、粘度が高く、固まりやすい性質を持っています。そのため噴出口がつまりやすく、常に一定の量で塗布する事が困難でした。何度もトライするうちに、最適な濃度(希釈比)を見つけ、指定通りに塗布する事が出来ました。
それと同時にノズル径を1φから3φへ大きい物に変更、詰まりを無くし連続塗布できるようになりました。 今回の苦労した経験を生かし、どんなコーティング剤でも塗布出来る、匠を目指して頑張りたいと思います。

プログラミング中の瀧本社員

プログラミング中の瀧本社員

 

 塗布圧力、流量、塗布位置、 スピードなど決めることが いっぱい!


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