匠の会瓦版_第09号

板金作業「匠」の技術

物作り体験して見て、初めて分かる奥の深さ。 口先だけでは、物は作れない。

歪取り

歪とは、物体の変形(ねじれ、ゆがみ、ちぢみ)等を歪と言う。

ほとんど、全加工品に発生する歪、それをいかにうまく直すか?

逆ひずみ法にて溶接中

逆ひずみ法にて溶接中

溶接後、歪が出ていない!

溶接後、歪が出ていない!

 

歪の発生源

  • 元々素材を仕入れた時から出ている歪。
  • 穴あけ、切断中に発生する歪。
  • 切削中に発生する歪。
  • その中でも、一番厄介なのは、 溶接中、溶接後に出る歪です。

いかに歪を出さないように加工するか。又、出してしまった歪をいかに上手く取るか。
素材、形状を傷めず、歪を取る。キズ、ヘコミ等、極力出さないようにする。

歪を出さない方法(主に溶接物に関して)

  • (拘束法)事前に、治具等を使って歪を押える。
  • (逆ひずみ法)強制的に、溶接の逆方向に反らせて溶接する。
  • (加熱冷却法)ガスバーナーで熱を加え、水で素早く冷やす。
  • その他、対処法(バックステップ法)、(飛石法)、(冷却法)など
  • 加熱後に出た歪は、油圧プレスで圧を掛けて修正。
  • 溶接でしずんだ部分を叩いて伸ばす。 (ピーニング法)
  • 歪を出さない様に、展開、段取りを考える。

他社には負けない「歪取り」技術!!

※その他、色々な見えない部分で歪取り技術が発揮され精度を高める為、役立っている。

加熱冷却法
修正前

修正前

修正後

修正後


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