東朋テクノロジー株式会社が汽罐(きかん)化学工業株式会社を完全子会社化

東朋テクノロジー株式会社(代表取締役会長 富田和夫、代表取締役社長 富田英之 以下当社)は

7月29日(水)付けで産業用発電ボイラー・大規模化学プラント向け熱交換器の化学洗浄や整備などを手がける

汽罐(きかん)化学工業株式会社(大阪市)の株式を取得し完全子会社化したと発表した。


当社の環境エンジニアリング事業部(工事・メンテナンス部門)は

空調・衛生・電気分野を中心に中部地区に密着した事業を展開してきたが

中長期計画においては中部以外に関東・関西方面を加えた3地区に

事業基盤を確立し業容を拡大することを目指している。


関西方面は2025年開催予定の大阪・関西万博をにらみ

平成30年12月に大阪営業所を開設、令和元年3月に管工事・消防設備工事などを手がける

株式会社相互設備(大阪市)を完全子会社化(同年7月には合併)し空調・衛生などの管工事事業を強化してきた。


今回の汽罐(きかん)化学工業株式会社は大阪に本社機能や拠点を複数持ち

関東にも拠点を持つため、中部に基盤を持つ当社との地域的な補完関係が期待されている。


また、事業内容は当社が従来、手がけてこなかった

ボイラーや熱交換器の定期修繕、化学洗浄、廃液処理と

耐熱塗料「鷲印ボイラーペイント」の製造販売等の新たな分野であり

ニッチな分野でトップを目指す当社の経営方針とも合致したことが今回の子会社化につながった。