匠の会瓦版_第13号

電子工場 「組立の匠」

今回は多重伝送装置の組立における改善事例を紹介します。

作業は表面パネルにシートを張り付ける単純なことですが、製品の顔になる部分なので張り付ける位置については高い精度が求められます。

しかも、シート裏面の粘着剤がとても強力で、張り直すことができない、失敗の許されない作業なのです。

失敗しないための工夫

シートの上からでは、表面パネルのLED窓の位置が分かりづらく、張り付け作業に手間がかかっていました。また、貼り損じを起こすことがあり、作業損失も目立っていました。

張り付けに失敗してしまってLED窓にパネルが重なってしまうと、このシートはもう使えません。追加でシートを手配する必要があります。

そこで改善案を検討し、パネルの裏側からLEDを発行させることにより、シートの上からでもパネルの穴位置がくっきり見えるようになりました。これで、早くて正確な作業が出来るようになり、失敗も無くなりました。

小さな工夫の積み重ね

こうした小さな工夫を積み重ねることで、工数低減や不良品の防止に効果を上げています。

「そんなの改善じゃない、やって当たり前」と言われる事もありますが、皆で知恵を出し合い、作業する人が少しでも楽になるようこれからも「組立の匠」として頑張ります。


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