新たに必要な、技術・技能の習得を目指した活動計画と、継続活動であるこだわりの作業のひとつとして、適正工具の使用について報告します。
IT・医療・エネルギー分野にも必要とされる、特殊ケーブルを配線施工できる技能・技術の習得を目指します。
活動内容として光ファイバ/LAN(メタルケーブル)基礎知識・取扱・接続技術・工具の取扱い・測定評価等の技能を習得していきます。
講習会で得た知識を基に、勉強会を開催し、全員が情報配線施行技能検定合格を目指します。
「いい仕事をするには、適切な工具を正しく使う!
自己流ではなく手順に沿って行うが基本!」
圧着作業についてですが、不適正な工具の使用、適正ではあるが、間違った使用方法、電線サイズにあわせた端子サイズ(抱合範囲)が違う等問題が発生します、焼損事故などにつながります。
特殊作業は専用工具、作業手順書で安全管理を徹底しています。
配線機器の小型化が進み、筒型端子にて圧着し機器に配線、コネクタに挿入する作業が増えてきました。圧着端子の電線抱合範囲は、特に注意が必要です。
筒型端子の取扱いメーカーも増え、選択範囲も広がりました。 その中でも注意が必要な事例を紹介したいと思います。
圧着端子形状は同じなのですが圧着時かしめ形状によって、 (各メーカー違います。)電線が抜けてしまう事例を経験しました。 (通常使用している裸圧着端子等は、圧着器に互換性があります。)
筒型端子を規格品として扱わず、 特殊作業=専用工具として制御組立では取り扱うこととしました。