匠の会瓦版_第21号

板金工場の「匠」

「展開図製作について」

展開図とは第三角法で書かれた図面を立体化して機械などで加工出来るよう1枚の板状に開いた物です。

鈑金をやる上で展開図の製作はかかすことの出来ない作業の一つで、紙とは違い板厚や伸びしろなど考慮して作る必要があります。展開法に関して図面には記載されていない為、作業者のセンスも重要になります。

板の合わせ面に隙間が出来たり干渉しないようにするには、図面を正確に読み取り立体化したイメージをしっかり作ることが大切になります。同じ形状のタンクでも展開が違うだけで作りやすさ溶接距離、歪み方なども変わり工数などに大きく影響してくる為、最も良い展開法を選択する必要があります。

特にタンクやブースなどの大物は元となる材料の大きさや機械の加工範囲など把握して、切断位置など決めなければならない為より知識と経験が必要とされます。

これからも各工程の作業者とも相談して、より良い展開を考えていきます。


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