CMOS型ニオイイメージセンサー
ニオイを電気信号の変化として捉え、可視化することができるMicroSDサイズのニオイセンサーです。従来のセンサーでは実現できなかった多次元的なニオイの判別や計測を、高精度で行うことができます。
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CMOS型ニオイイメージセンサーとは？
CMOS型ニオイイメージセンサーは、イオンイメージングセンサーを応用した技術で、MOS型FETが2次元配置された構造を持つイメージセンサーのゲート部分に、化学親和性（物理的吸着脱着特性）を制御した多種類の吸着膜が塗布されています。膜にニオイ分子が吸脱着することで起こる電荷量の増減を用いて数値データへ変換します。
従来の”ニオイセンサー”や”ガスセンサー”とは全く違う原理で、今までは実現できなかったニオイの判別や測定を行うことができます。
豊橋技術科学大学発ベンチャーとして誕生
本センサーの基礎となっているイオンイメージングセンサーは、豊橋技術科学大学の澤田研究室における長年の研究により開発されました。ニオイイメージセンサーへの応用を目指し2017年より技術コンソーシアムCOSCoを発足し、2019年にコンソーシアムの成果を㈱アロマビットシリコンセンサテクノロジーとして集約し、豊橋技術科学大学発ベンチャーとして認定されました。
東朋テクノロジーは長年澤田研究室、COSCoのデバイス開発を担当し、㈱アロマビットSSTとも協業関係にあります。
用途・アプリ
1品質管理
人間の嗅覚に依存していた分野をデジタル化することができます。個人差などに左右されず定量的な計測を通して、対象の劣化や異物混入を検出します。小型のかおりセンサーで常時のモニタリングが可能となることで、生産工程だけでなく、輸送中や販売先での検査にも用いることができます。
2環境モニタリング
介護やセキュリティ用途として、不快なニオイをモニタリングします。従来のセンサーでは難しかった生活臭との嗅ぎ分けにより、より生活の中に順応できるかおりセンサーとして活用例が広く期待されています。
3マーケティング・製品開発
多次元的なニオイを可視化することで、食品や車内環境の製品開発に貢献します。かおりセンサーを他社製品などのマーケティングに活用したり、
弊社ではアロマビットSST社との協業を通して、お客様の受託測定や分析サービスも提供致します。
製品ラインナップ・概要仕様
CMOS型ニオイイメージセンサー
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型式 |
5C-SSM |
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サイズ |
15mm×11mm（microSDカードと同等） |
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素子数 |
80素子（4×4素子×5ブロック） |
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吸着膜 |
5種類 |
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製造元 |
㈱アロマビット |
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備考 |
試作品扱いとなります |
簡易計測キット
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内容 |
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接続 |
Windows PC（USB2.0） |
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付属ソフト |
簡易計測ソフト |
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製造元 |
㈱アロマビット |
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備考 |
試作品扱いとなります |
ニオイ自動計測装置
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機能 |
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内容 |
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接続 |
Windows PC（USB2.0） |
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製造元 |
東朋テクノロジー㈱ |
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