多重伝送装置 TOLINE-XM
TOLINE-XMは従来の多重伝送装置TOLINE-Mと比較して伝送速度が約10倍となり、最大7,168点の信号を高速伝送可能となりました。
廃止機種TOLINE-Dの後継機種としてもご使用いただけます。
新規でトロリー制御をご検討される方は、まずはこちらをご覧ください。
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TOLINE-XMとは?
TOLINE-XMは大容量のデジタル信号をトロリー線やスリップリングを介して伝送可能です。
伝送できる信号点数も増え、様々なPLCと接続することも可能です。
業界最速・多点数の信号伝送
TOLINE-XM | ||||
信号点数 | 7,168点 | |||
伝送速度 | 設定、点数などに応じて異なります。 詳細は取説P33を参照ください。 |
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伝送速度設定 | 倍速 | 標準 | 1/2速 | 1/4速 |
伝送距離 | 300m | 750m | 1km | 1km |
接続可能台数 | 32台 | |||
対応PLC | 三菱電機、オムロン、JTEKT、KEYENCE |
・通信応答速度例
1子局あたり送信32点・受信32点・子局数5台 同報機能なし・倍速モード の場合 30,8ms(ただし、PLC間の通信を除く)
多様なPLCと接続(下表は一例です)
メーカー | シリーズ/型式 | 備考 | |
---|---|---|---|
三菱 | QシリーズCPU | Q**UDECPU | MCプロトコル 3Eフレーム |
Q**UDEHCPU | |||
QシリーズEthernet | QJ71E71-100 | ||
iQ-RシリーズCPU | R**CPU | ||
R**ENCPU | |||
iQ-RシリーズEthernet | RJ71EN71 | ||
OMRON | CJ1シリーズCPU | CJ1*CPU**-ENT | FINS UDP |
CJ2シリーズCPU | CJ2*CPU**-EIP | ||
CJシリーズEthernet | CJ1W-ETN21 | ||
CJシリーズEthernet | CJ1W-EIP21 | ||
CPシリーズEthernet | CP1W-CIF41 | ||
CSシリーズEthernet | CS1W-ETN21 | ||
CSシリーズEthernet | CS1W-EIP21 | ||
JTEKT | PC10シリーズCPU | PC10G-CPU | コンピュータリンク方式 |
PC10シリーズEthernet | 2Port-EFR | ||
PlusシリーズCPU | Plus CPU | ||
PlusシリーズEthernet | Plus EFR | ||
キーエンス | KVシリーズCPU | KV-5000 | MCプロトコル 3Eフレーム |
KVシリーズEthernet | KV-LE20V |
省スペースで柔軟な取付
(Ⅰ)DINレール取付に対応しました。(図1)
(Ⅱ) 従来と比較して小型軽量化しました。
(Ⅲ) 着脱式端子台とI/Oコネクタを採用しました。(図2)
万が一のユニット交換時においても、交換の手間が大幅に低減されます。
用途・アプリ
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1天井台車の自動化制御
トロリー線を伝送媒体とすることで天井台車の制御を行います。曲線移動にも対応でき、台車が移動しながら信号のやり取りが可能です。
複数の台車に2極のトロリーで信号を伝送できます。PLCと直接接続することで、システムのコストダウンにつながります。
2コンテナクレーン、アンローダの制御
船に積載されたコンテナや石炭などの材料を荷揚げするための移動機械に多重伝送を使用し、駆動部と操作室の制御盤をケーブルで接続させます。ケーブルの芯線を大幅に削減することができます。
製品ラインナップ・概要仕様
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TOLINE-XM 親局
型式 説明 XM-TBM32 親局ユニット Ethernetインターフェース TOLINE-XM 子局ユニット
型式 説明 XM-TBS32 子局ユニット I/Oカード用 XM-TSE32 子局ユニット Ethernetインターフェース TOLINE-XM IOカード
型式 説明 XM-XD216 16点入力ユニット XM-YTN16 16点出力ユニット
FAQ よくあるお問い合わせ
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代理店を紹介してほしい
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下記代理店リンクを参照ください。 PDF
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使用している機種が継続生産しているか。
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下記廃止品一覧を参照ください。 PDF
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TOLINE-XMとPLCを接続する手順について
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資料ダウンロードページより「TOLINE-XM各種PLC設定例」をご参照ください。またあわせてサポートツール取扱説明書もご確認ください。
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TOLINE-XMの通信速度の計算方法が知りたい
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TOLINE-XMの取扱説明書の8項を参照ください。 例.1子局あたり送信32点(4バイト)受信32点(4バイト)、子局5台の場合倍速モード時の通信応答速度30.8ms(ただしPLC間の通信時間Tmpは別途かかってきます)
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XM子局が信号線につながり、親局からの信号受信時間
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TOLINEの1スキャン+αになります。ただし、子局電源はONした状態とします。 TOLINE-XMの取扱説明書の8項を参考にして、計算してください。 例.1:1、送信2バイト・受信2バイト、同報なし、倍速で、10ms程度。+αは、倍速モードで約1.8msです
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機器の修理は可能か、どこに発送すればよいか
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基本的に修理は可能です。まずは、購入先にご返送ください。ただし以下の場合は、修理できない場合があります。 •生産終了した機種 •破損の大きいもの、焼損したもの、水没したもの •修理費用が製品価格を上回ると予想されるもの •納入後10年以上経過したもの
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故障時の見分け方を教えてほしい
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ホームページにある取扱説明書をご覧ください。メンテナンス欄に詳細に記載しています。 予備品があれば、故障機器を交換して復旧するかを確認願います。
CASE STUDY 採用事例集
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